息子には、大嫌いな女の子がいます。
とにかく、嫌いなのです。
仮に、Rちゃんとしましょう。
一年生の夏ごろのある日、
息子が暗い顔で言いました。
「Rちゃんに謝りたい。」
教室の通路に膝をついて座っていたRちゃん。
「邪魔っ!」と息子はイラっと感じ
わざと、Rちゃんのふくらはぎを踏みつけたのです。
リョウの悪意。そして決心
息子はそのことを悔いて
自分から謝りたいと言ってきたのです。
Rちゃんは、息子の故意に気づいていませんでしたが
息子に謝らせました。
私も謝りました。
その親子とは無事に和解できました。
以来、息子はRちゃんを守ると決心したのです。
大嫌いだけど・・・・
ある日、同じマンションの同学年男子数名に
Rちゃんがキツイことを言われました。
よってたかって・・・Rちゃんはたった一人・・・
息子はRちゃんの手を引いて、
「ほっておいて、帰ろう。」
と逃げたそうです。
嫌うのは勝手。でも・・・
私は息子が幼い時から、言い聞かせています。
「嫌いという『思い』は勝手だよ。
勝手にわいてくるもの。
だから仕方ない。
でも、小さいうちは、嫌いだと決めつけずに
好きなところを見つけていこう。
そうやって、大きくなって
それでも『嫌い』と思ったら・・
離れればいい。
相手に何か言ったり
したり、
そんなことは、しなくてもいい。
ただひたすら、その子から
遠くに居ればいい。」
息子は、そのこともしっかりと、理解していたのでしょう。
人を尊重することを、
好き嫌いで左右しない・・・
大切なことだと思います。
7歳の子供が?!と、いろんな人に言われました。
欧米や、台湾の子供ならば、5歳児でもそれくらいのことは、
心に覚えて、行動に反映させています。
人は知らなくても。
知ってくれている存在を信じて。
人知れず・・・息子は光の子供として、
歩みを進めています。
Rちゃんのお母さんも知りません。
先日、Rちゃんのお母さんは、
まさに、Rちゃんを言い詰めた子供たちのお母さんと
仲良さそうに話していました。
これらの子供たちは、息子をイジメた子供たちで
彼らの母親も、息子に(7歳の息子に対して!)理不尽な嫌がらせを
続けていた母親たちです。
私は一瞬、悔しく思いました。
でも、それは間違っているとすぐに思いました。
息子が「光の子供」として歩んでいけること・・・
それを喜ばなくては!
でも、少しだけ、
物書きである私に許された特権をつかって
自慢させてください・・・
「うちのこ!エラいっ!!!」
そんなリョリョ
イジメの被害を受けながらも
自尊心を大切にしています。
リョリョの光輝く姿を、見てやってください!
https://youtu.be/01ib_HlRoQs
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