3. 登校グループ
事件の詳細はこちら
子供達が犠牲になる事件が多発する昨今、
おそらくどの地域でも、
登校グループを組んで登校しているのが実際でしょう。
私の住んでいるマンションでも、
登校グループを組んでいました。
男女合わせて、新一年生は10人。
そのうち男子は6人。
全員引っ越してきて1年足らず。
しかも、全員第一子の就学でした。
私の息子とL君だけは、校区内唯一の幼稚園の出身で、
女子には他にも同園の子はいたのですが、
男子で同園出身は息子とL君だけ。
後は一人ずつバラバラの幼稚園、保育園の出身でした。
それでも、我が家は保育園出身の子供達ともお付き合いがあって、
男子6人のうち、「はじめまして」は、二人だけでした。
L君の母親は身重でしたし、
私には、国際学校ですが、教員経験があり、
海外で生活した経験があるせいか
「コミュニティ貢献」をするのが当たり前という性分でしたので、
私が発起人となって、
「一年生 はじめましての会」を催したり、
とにかく,子供達が入学前に打ち解けて、
入学後すぐに学習に打ち込めるようにと、色々と奉仕しました。
その一貫として、私が呼びかけて、
我がマンションの新一年生登下校グループを編成しました。
時間と場所を決めて登校しますが、そういう作業は必ず、
親同士が話し合い、決定しました。
しかし時が経つにつれ、L君は、交友関係が多様化し、
登校途中で、別の一年生、O君と合流し、
二人で毎日学校に行くようになっていました。
実はこのO君も、後に起こった例の事件の当事者となるのです。
とにかく、L君にO君という登校仲間がすでにいる事を、
私は、知っていました。
L君と息子の間に距離を置くと決めたとき、
私はまず、この登校グループを脱退する事にしました。
それが10月20日の事でした。
でも、息子は、まだ一人で登校するのは不安ですし、
実際に仲が良く、
休日も一緒に過ごす3人の一年生男子(やはり同じマンション)の母親に、
三人にだけ宛てたメールと明白に分かるようにして、
登校時間を変え、息子と一緒に登校してくれる子を募るメールを出しました。
名前の部分は変えますが、下のがそのメールの実物コピーです。
“S君ママ
D君ママ
アーンド
C君ママ
ちは!
ちょっと、相談です。
朝の登校なのですが、ウチのMはそそっかしくて
朝登校してから、始業までに
もう少しゆっくり教室で準備して過ごさせたいと思って😅
08:05ちょうどに着くように
07:40に登校させたいと思います。
なので、今の登校グループを抜けようと思います…
とはいえ…
まだ一人で登校させるのは不安なので
どなたか一緒に行ってくださらないかと思って…
いかがでしょう”
それぞれ、子供自身に確認を取ったところ、
三人とも私の息子と一緒に行く事を選択しました。
そもそも、就学後L君と本当に接点があったのは、
息子ともう一人だけ。
息子以外でL君と接点があったのは、
L君と組が同じのS君だけでした。あとの子は組が違ったり、
学童に行ってたりで、L君とは接点がほとんどなかったのです。
そのS君のママ以外の二人のママたちのメールには、この一文が入っていました。
「うちの子も、M君(私の息子)といっしょに行くって。」
L君と一番接点の深かったS君の母親だけは、
「集合を7:40にするのは賛成」とだけ送って来ました。
旧登校グループのなかで、残った一年生男子の一人は、
習い事が多く、クラスも出身園も違い、息子以外の子供とは、
"ゼロ接点の極み"でした。
なので、残ったこの二人が一緒に学校に行くことは考えられませんでしたが、
前述の通り、
L君はすでに夏休み前からO君と登校するようになっているのを知っていましたし、
もう一人の子も、毎日の様にグループを抜けて、
二年生の別のお友達と登校するようになっていましたので、
誰も「一人ぼっち」になる事はありません。
六人のうち、四人の脱退です。実質、これは解散です。
登校グループでは各個の承認を得て、
連絡事項は、
お互いのメールアドレスを開示してのグループメールでするようにしていました。
もし、当家が「イチ抜けた!」と「脱退表明」をしてしまったら、
あとの三人も「ウチのも抜けます!」とそれぞれが「脱退表明」しなくてはならず、
そうすると、誰が息子の「側」に付くのかわかってしまいます。
そんな事をしたら、L君が別のマンションに住むO君とだけではなく、
同じマンションに住み、唯一交流のあるS君とも一緒に行きたい、と思った場合、
頼みにくくなると考えました。
ですから、私は、メールで、登校グループの「解散宣言」をしたのです。
そのメールの差出人は非公開にしました。
こうして、2016年10月22日金曜日をもって、登校グループは解散し、
10月24日月曜日から、息子と友人たち3人、計4人の登校グループが、始まりました。
それまでの登校グループは、7:50に集合して出発していたのに対し、
新グループの集合時間は、7:40でした。
<いじめ事件INDEX>
1. 事件
2. L君との一年半…
3. 登校グループ
4. 疑惑と学校の対応
5. 警察での聴取と真相
6. 母親たちの反応
7. 私の考え
事件の詳細はこちら
子供達が犠牲になる事件が多発する昨今、
おそらくどの地域でも、
登校グループを組んで登校しているのが実際でしょう。
私の住んでいるマンションでも、
登校グループを組んでいました。
男女合わせて、新一年生は10人。
そのうち男子は6人。
全員引っ越してきて1年足らず。
しかも、全員第一子の就学でした。
私の息子とL君だけは、校区内唯一の幼稚園の出身で、
女子には他にも同園の子はいたのですが、
男子で同園出身は息子とL君だけ。
後は一人ずつバラバラの幼稚園、保育園の出身でした。
それでも、我が家は保育園出身の子供達ともお付き合いがあって、
男子6人のうち、「はじめまして」は、二人だけでした。
L君の母親は身重でしたし、
私には、国際学校ですが、教員経験があり、
海外で生活した経験があるせいか
「コミュニティ貢献」をするのが当たり前という性分でしたので、
私が発起人となって、
「一年生 はじめましての会」を催したり、
とにかく,子供達が入学前に打ち解けて、
入学後すぐに学習に打ち込めるようにと、色々と奉仕しました。
その一貫として、私が呼びかけて、
我がマンションの新一年生登下校グループを編成しました。
時間と場所を決めて登校しますが、そういう作業は必ず、
親同士が話し合い、決定しました。
しかし時が経つにつれ、L君は、交友関係が多様化し、
登校途中で、別の一年生、O君と合流し、
二人で毎日学校に行くようになっていました。
実はこのO君も、後に起こった例の事件の当事者となるのです。
とにかく、L君にO君という登校仲間がすでにいる事を、
私は、知っていました。
L君と息子の間に距離を置くと決めたとき、
私はまず、この登校グループを脱退する事にしました。
それが10月20日の事でした。
でも、息子は、まだ一人で登校するのは不安ですし、
実際に仲が良く、
休日も一緒に過ごす3人の一年生男子(やはり同じマンション)の母親に、
三人にだけ宛てたメールと明白に分かるようにして、
登校時間を変え、息子と一緒に登校してくれる子を募るメールを出しました。
名前の部分は変えますが、下のがそのメールの実物コピーです。
“S君ママ
D君ママ
アーンド
C君ママ
ちは!
ちょっと、相談です。
朝の登校なのですが、ウチのMはそそっかしくて
朝登校してから、始業までに
もう少しゆっくり教室で準備して過ごさせたいと思って😅
08:05ちょうどに着くように
07:40に登校させたいと思います。
なので、今の登校グループを抜けようと思います…
とはいえ…
まだ一人で登校させるのは不安なので
どなたか一緒に行ってくださらないかと思って…
いかがでしょう”
それぞれ、子供自身に確認を取ったところ、
三人とも私の息子と一緒に行く事を選択しました。
そもそも、就学後L君と本当に接点があったのは、
息子ともう一人だけ。
息子以外でL君と接点があったのは、
L君と組が同じのS君だけでした。あとの子は組が違ったり、
学童に行ってたりで、L君とは接点がほとんどなかったのです。
そのS君のママ以外の二人のママたちのメールには、この一文が入っていました。
「うちの子も、M君(私の息子)といっしょに行くって。」
L君と一番接点の深かったS君の母親だけは、
「集合を7:40にするのは賛成」とだけ送って来ました。
旧登校グループのなかで、残った一年生男子の一人は、
習い事が多く、クラスも出身園も違い、息子以外の子供とは、
"ゼロ接点の極み"でした。
なので、残ったこの二人が一緒に学校に行くことは考えられませんでしたが、
前述の通り、
L君はすでに夏休み前からO君と登校するようになっているのを知っていましたし、
もう一人の子も、毎日の様にグループを抜けて、
二年生の別のお友達と登校するようになっていましたので、
誰も「一人ぼっち」になる事はありません。
六人のうち、四人の脱退です。実質、これは解散です。
登校グループでは各個の承認を得て、
連絡事項は、
お互いのメールアドレスを開示してのグループメールでするようにしていました。
もし、当家が「イチ抜けた!」と「脱退表明」をしてしまったら、
あとの三人も「ウチのも抜けます!」とそれぞれが「脱退表明」しなくてはならず、
そうすると、誰が息子の「側」に付くのかわかってしまいます。
そんな事をしたら、L君が別のマンションに住むO君とだけではなく、
同じマンションに住み、唯一交流のあるS君とも一緒に行きたい、と思った場合、
頼みにくくなると考えました。
ですから、私は、メールで、登校グループの「解散宣言」をしたのです。
そのメールの差出人は非公開にしました。
こうして、2016年10月22日金曜日をもって、登校グループは解散し、
10月24日月曜日から、息子と友人たち3人、計4人の登校グループが、始まりました。
それまでの登校グループは、7:50に集合して出発していたのに対し、
新グループの集合時間は、7:40でした。
<いじめ事件INDEX>
1. 事件
2. L君との一年半…
3. 登校グループ
4. 疑惑と学校の対応
5. 警察での聴取と真相
6. 母親たちの反応
7. 私の考え
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