2017年4月17日月曜日

PtAは解散すべき

亡くなられた レェ・ティ・ニャット・リンさんのご冥福を心からお祈りします。
主が一日も早く、ご遺族の心に平安をもたらされ、御手を働かせ正義が行われますように。

さて、見守り活動という活動は
息子が通う学校も実施している。
しかし、私は一切、活動への参加を拒否しています。

そもそも、日本のPTAはとんでもない「茶番」
仲良しごっこの延長線にあるのです。
まったくその機能を果たしていません。

去年入学してから、たびたび通学時間に通学路を歩くことがありました。
うちの学校だけなのかもしれませんが、それはもう酷い歩行マナーで
横断歩道の真ん中でじゃんけんをしたり
マンションの花壇に落書きをしたり
歩道から車道に、水筒の紐をもって本体を投げたり
鬼ごっこをしながら走るのはいいのですが、後ろ向きに走って
小さなよちよち歩きの2歳児の上に尻もちをついたり・・・

その横で・・・見守り隊の保護者は
いっつもぼ~っと見ているのです。

見守り隊からの報告として
「子供たちは年々挨拶ができなくなっている」
とありました。
何を言ってるんだ・・・と思いました。
「イカノオスシ」を唱えているだけでは、子供たちを守ることはできないのです。

息子の事件も通学路で起きました。
私は登下校のルールをはっきり文章にして、全部の家庭に配り、各家庭でマナーや道路交通法に通じる規律を確認するべきだ、と何度も学校にもPTAにも進言しましたが、PTA会長からはこのように返ってきました。
「二十歳になったときに自分で考えれる大人になってほしいので、私は子供たちに、地域の人に怒られながら大きくなって行ってほしいんです。」
これを、地域の方はこれを聞いてどう思われるでしょうか?
自分の子供を転倒させられた親は?

子供たちは、後ろ向きに走った末起きるリスクの可能性も、それに対し個人が負わなくてはいけない責任も、何も知らないのです。転倒させることは刑事犯罪です。
道や壁や花壇など、外にあるものに落書きをすることに対して負うべき責任も、そこから派生する地域治安へのリスクも知らないのです。落書きも刑事犯罪です。

知らないからしてしまうのです!犯しているのは刑事犯罪なんです。

子供に最低限の礼節を教えもしないで、公道に放ち、教えてやってください!などというのは、ちょっと厚かましいです。
こんな親の集団が、PTAなんです。
ロリコンの会長がいたって、驚くこともありません。

結局、うちの子供の身に起きたことに対しても、PTAも学校も、再発防止のために何もしてくれませんでした。
私は見守りだろうが、一切のPTAの活動への協力を拒否し、息子の安全は自分で確保することにしました。

そもそも、PTAとは「Parents and Teachers Association」の略なのですが、完全に学校はアウェイになり、介入しません。保護者会になってしまっています。
訓練を受けた(という前提が一応ある)プロ集団(であるはずの)たる「T」すなわち「教師」の存在が飛んでしまい、個人の欲求や都合を優先させる「P」すなわち「保護者会」だけが、学校を代表して活動しているのです。
個人情報も垂れ流し状態です。

テレビで「PTAの会長がこんなことをしてしまったのだから、もう誰を信じたらいいかわからない」
そもそも、こんな状態のPtAを信頼することが狂気の沙汰です。
一応、各地方自治体にPTA連が存在し、常駐の職員がいます。でも彼らはいったい、何をして給金を得ているのでしょうか?どのPTAも無法地帯、わがまま放題、やりたい放題のママ友のお茶会になっているのに?
この人達の給金を、教員に回してほしいです。その方がよっぽど子供たちのためになりますって!

もう少し、公の権威で統制される機関であるべきなんです、PTAとは。
リンちゃんの事件も、PTAという組織が公的規制を受ける組織であれば、起きなかったのでは?リンちゃんのご両親がベトナムに帰国する費用を賄うための募金活動を容疑者が保護者会会長としてしていたから、リンちゃんは、容疑者を信頼していたのでは?恩人だと思っていたのではないですか?
もっとPTAという組織に規律と秩序が、示されるべきなんです。

日本公立学校のPTAは
解散し、仕切り直すべきです。
PTAに関連する法律、条令を見直し、
合法的かつ合理的なPTAの規律を作り直さなくてはいけません。
ボランティアの活動であるからこそ、明確なルールと倫理規範が必要なんです。
余談ですが、息子が今行っている学校の組織表に、最も重要なポストとして「男性会長一名」と書いてありました。その下に副会長に相当するポストが「女性会長二名」なんだそうです。今時何を言っているんだか!?

申し訳ない、ありがたい
その遠慮こそが、PTAの堕落と横暴を招いたのだと思います。


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