毎年この時期になると
息子が通っている体操教室の「潮干狩り」に
息子は参加します。
去年はあいにくだったのですが
今年は、大漁でした!
アマエビといっしょに、豪勢なディナーです。
去年、しかしながら、あるエピソードがありました。
毎年、あさりの砂抜きのために、海水を持ち帰るので、
子供たちはいつも、500mlの空のペットボトルを持たされます。
先ほども申し上げましたが
去年は一つも採れませんで
体操教室側はきっと、
それなりに「申し訳なく」思ったのでしょう
ペットボトルにおいっぱい、
砂、ヤドカリ、人でがギュウギュウ詰めにされ
息子はそれを持ち帰ってきました
「おせわしゅるの!」と
息子は言いましたが、
ペットボトルのなかで1時間ちかく電車に揺られた
海の命はすでに、息絶えていたのです。
私は、もちろん
体操教室にお願いしました。
「命を粗末にさせないでください」
そして、当然、息子に
このような無用の殺生をしてしまったことの
罪深さを伝えました。
命が命の源になるなら
殺生も致し方ないことと思います。
しかし、ただ、もてあそび殺生することは
それは、傲慢です。
今年、潮干狩りに参加するにあたって
息子は尋ねました
「いいの?あさり、採っても。
食べたら死んじゃうもの」
私はもう一度、「サークル・オブ・ライフ」について
話して聞かせ
有り難く、命を頂戴して
感謝して賢くなりなさい。
そうすれば、アサリの命も贖われる
と、言いました。
帰ってきて、砂抜きされている
ボウルいっぱいのアサリに
息子は「ありがとう、あさりさん」と
言っていました。
ほんとうに、命たち
ありがとう・・・
サガに従い、頂きます。
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