2017年6月8日木曜日

登下校ルールの「成文」は「生クリーム」

前回
ちょっと脱線してしまったので、もう少し書きます。

「味噌汁問答」を書いているうちに
ちょっと私も当惑してしまったようです。

味噌汁問答は見習いたい
被害者が「味噌汁のんどけぇぇ」と叫んだので
その背景にある、その子の強さに、
ちょっと感激しています。
かるく、うちの子もそれくらいの返しができるように
なってほしいと思いました。
加害者少年、しっかり おみおつけ を食べて
お味噌の知恵をつけてはいかがでしょうか。
まったく、被害者少年の言う通りです。
人の髪の毛引っ張って脅しをかけるような君は
「味噌汁のんどけ!」

登下校のルールは絶対いるってば
さて、登下校のルールは書いた形で、配布されるべきです。
絶対必要だと思います。
義務化されるべきです。

実は、登下校のルールというのは、
各学校の地域性が鑑みられるべきであるため
各学校の任意に任されています。

地域の特性が鑑みられるべきというのは、
その通り!
間違いないです。
でも、「作らなくてもいい」という前提が存在しているのには
断固反対です。
登下校のルールは、むしろ絶対に成文し、配布され
親と学校が、していいことと、悪いことを
「共通の認識」として確認しなくてはいけません。
親個人の「常識」に依存するなど、
教育のプロがするべきことではありません。
登下校のルールは、絶対作成されるという前提にたって
各地域の特性に合わせ、加減されるべきです。

縮小版「道路交通法」
うちの学校の校則には
登下校のルールは1行だけ。
「広がらないように歩きましょう。」

あれ?
通学路を抜けないようにしましょう・・・は?
走らないようにしましょう・・・は?

登下校の目的は
速やかに学校を目指し、速やかに家を目指すことにあります。
しかし
子供たちは、学校と家を出たら、自分たちの勝手にできる、
と考えています。

各家庭に「道路交通法」の縮小版たる
登下校のルールを配布し
親がきちんと子供に教えるべきです。

ルール成文は生クリーム
亮は、いまだにイジメを受けています。
不当に仲間外れにされ、理不尽な中傷を受けています。
これは、「学校の責任」というよりも
加害者の子供たち個人の倫理観念の問題であり、
むしろ
彼らの親の「知性」の問題です。
子供たちの倫理観念は、時間をかけて教え、
導かれなくてはいけません。
しかし、大人がじっくり教え導いていこうと思っている
この間に
物理的な被害が再発するかもしれないのです。
それだけは、絶対防がなくてはいけません

先ほど、
子供の倫理観念というのは、その子個人と
その親の「知性」の問題だ、と言いました。
つまり、
個人差があるというのが現実である
ということです。
しかしながら・・・

子供の「安全」というのは
万全を期して
実現される
あるいは、実現を目指さなければいけない
社会の最優先事項です。

私が疑問に思っているのは、
この「万全を期して」の部分です。
個人差があるなかで、まんべんなく
実現しなくては成らないのです。

凸凹がある形の悪いスポンジケーキの表面を
平らにするには、泡立てた生クリームを
塗ってから、ナイフで伸ばし塗るのです。


実際に歩いてから任意にしろ!
教育委員会も定期的に、
各公立小学校の
登下校の実態を把握するべきです。
子供たちは、教員や自分の親の目が届くところでは
良い子にできる術をもっています。
だから、面が割れていない(?!)教育委員会の人間が
時々下校時に通学路を歩き
実態を把握するべきです。
教育のプロの目で!

学校の任意に任されているならば
余計に、
その任意に正当性があるかどうかを
確認するべきなのです。

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