論語そのものの言葉を忠実に伝えようとしていました。
もちろん
とても大切なことです。
ただ、やはり今を生きる私たちには
言葉も難しいですし
文化も理解しにくいことも・・・・
でも、私は論語が大好きです
なんで、スキなんだろう・・・と
考えました。
それは論語が、
今を生きる私たちをも救うことができる
「普遍的な理念」だからなのかな。
むずかしいのは
言い回しだけなんだ!
と、気づきました。
なんどもなんども論語を読み返すうちに
普遍さの「エッセンス」を見つけました。
それは漢字です。
ほんとうに
漢字とは、なんと素晴らしい文化なのでしょう。
ロマンとファンタジーに満ち
簡潔で直接的です。
たとえば、論語の学而の一番初め
今回の「Wings in the Sky.....」のテーマとなった一節
この一節は「学習」という言葉の語源になっていますが
その中核にあるのは
ある一つの漢字です
それが「習」~ならう~
という字です。
また、これは日本人にしかわからない真理ですが
「ならう」という言葉は
「習」ともかきますが「倣う」つまり、まねるという言葉でもあるのですね。
まさに
学習するというのは「まねる」ことなんだ、ということを
とくに日本人を音と書き文字で、知っているのです。
アジア人ってとくですよね。
私が息子を「国際学校」にいれないことを
「なんで~~~~~~!」と
みなさん疑問に思われるそうなのですが、
私はケチですから
せっかくアジア人に生まれ
世界で最も難しい語学を「母国語」として習得できる環境にあるのに
それを棒にふるような行いはできません。
アルファベットは一週間もあれば覚えられますが
ひらがな、カタカナ、そして漢字は一生かけても覚えきれないのです。
英語は簡単な語学だから
世界共通語になり得たのです。
しかし、アジアの言葉
とくに日本語という語学は
自然哲学の神髄に通じ、だからこそ
私たちを「幸福」に導く力を宿しているのです。
私にとって英語は広がりをもたらす語学であり
日本語と中国語は深さをもたらす語学なんです。
ことりさんたち
「Wings in the Sky and the White Breath」
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