2017年5月23日火曜日

手を踏んづけて、よーいどん

{登場人物はこちら}

最近の新築マンションというのは
無機質な「住居」というコンテナーを売るというのではなく
そのなかで営まれる、ライフスタイルを売る・・・
という感覚らしいです。

ちまたでも話題の大手不動産会社のマンションブランド
「パームシティ」のオーナーたちは
そんなわけで、入居前に
5~6のグループに分けて、ホテルのバンケットに集まり
お茶を飲みながら、お互いに挨拶をします。

私、棟方玲宇はシングルマザーで、絵本作家。
当時息子はまだ年中でした。
私の関心ごとは、やはり息子と同年代のお子さんを持つ家庭が
何世帯あるか・・・

やはり、このパーティーで一人出会いました。
それが、別棟ですが、同じ8階に住む
小金大河君と、そのご家族でした。

ここでも気づくべきだったのです・・・

子供たちは、自然とホテル宴会場の端っこに集まり
一緒に遊びはじめ、大河君と亮も早速お互いを見つけて遊んでいたので、
私たち母親もお互いに挨拶しました。
まず、とにかく馴れ馴れしいお母さんでした。
「お母さん(私に対して)、ぜったいオモロイ。わかるわ。オモロイやろ。」
私は、おそらく・・・
オモロイという印象は与えない、と思うのですが、
出会って1分後にこのように言われました。
大河君は、と言えば・・、
一緒に遊んでいる息子へ、大きな声で
「~しろや!」「アホか~やろ」と叫んでいるな・・・と思いつつ
私はその時にも、これが日本の子供の「普通」なのかなと
ちょっとがっかりしたのを覚えています。
私たち親が帰る様子を見せたので、遊びを切り上げた亮の腕をつかみ
「いやだいやだ」とゴネはじめていました。
腕を放そうとしないので、息子は困惑してしまいました。
初対面で言葉が荒くなったり、高圧的になるのは、
体の小さな子供によくある傾向だと思います。
一種の防御反応・・・とでも言いましょうか。
ですから、この時は、気にしないように、息子にも教えました。
息子も普段、楽しければ、決して親がどうしようが、
素直にさっさと片づけるわけではないのですが、
この時から、自分とコミュニケーションの「タイプ」が違うことを
感じ取っていたのでしょう。
やっと帰るのか、とばかりに、大河君に「バイバイ」と言っていました。

とにかく、これが、パームシティの住民の中で出会った
最初の同学年男子だったのですが・・・
私も、できるだけ馴染んで生活していこう
学者風を吹かせるのはやめよう、と
決めていたので、調子を合わせることにしました。
今思えば、小金綾音(大河君の母親)さんも、
すこし固い雰囲気の私を
無理やり「親しみやすい」と信じ込もうとしていたのだと思います。
それが「オモロイ」という言葉に表れているのではないでしょうか。

私と亮は、新居から、2駅しか離れていないところから
引っ越しました。
新居最寄りの幼稚園のバスが出ている範囲だったので
予め、幼稚園は年中の10月に転入しておいたのです。
同じ幼稚園に通う子供のなかで、女子には何人か
パームシティに引っ越す子もいました。
ですから、すでにご近所に知り合いがたくさんいました。
お友達もすでに、たくさんいる、ということです。

一番最初のお友達となった「大河君」は今通っている保育園で
そのまま、卒園まで通うことにしているとのことで・・・
息子には、大河君にお友達をたくさん紹介してあげなきゃね、
と話していました。
入居したら会いましょう!
そう言って、小金家とは別れました。

私と亮が入居したのが、4月の初め・・・
年長さんとしての生活が始まっていました。
新居の目の前にある公園で遊んでいた亮を迎えに行くと
男の子と遊んでいました。
見ると、その子は、息子の手をふんづけていました。
「!」私はびっくりして、「リョリョ!」と声をかけると
その子は、慌てて足を引っ込めました。
見ると、とても背が高く、私は、亮より年上だと思いました。
息子は、踏まれた手をさすりながら私に走り寄ってきて
「倫太郎君だよ。同じ幼稚園の同じクラスなんだ。」と
教えてくれました。
年長になって転入してきたのです。

それが、倫太郎君との出会いです。

私は、息子に
「大丈夫?何して遊んでたの?どうして手を踏まれてたの?」
なにかのごっこ遊びをしていたのか、息子は
遊具に寝そべって、手を倫太郎君に差し伸べるようにしていました。
その手を、立った姿勢だった倫太郎君が踏んでいたのです。
「おしゃべりしてた。」息子は答えました。
「あなた、何かいやなこと言ったんじゃない?だから手を踏まれたんじゃない?」
息子は
「そうなのかな・・・仮面ライダーごっこみたいにしてて、僕やられて倒れてたんだけど、踏まれてたの。攻撃だと思う。倫太郎君も仮面ライダーなんだよ。」
と、答えました。
「あなたも攻撃のとき、叩いたんじゃない?」そう思い、
息子が首を振るのをみるだけで満足しなかった私は、
念のため倫太郎君に尋ねました。
「倫太郎君、リョウに叩かれたりしてない?大丈夫?」
倫太郎君は首を横に振りました。
眉毛がしっかり上がって、口をすぼめています。
自分が被害をこうむっているかを尋ねられているので、
この表情は「しらばっくれている」のではなく、
被害が無いことを示しています。
息子は手を挙げてないのです。
「ごっこ遊びでも、本当に叩いたり、蹴ったり、踏んだりはやめとこうね。」
「また、うちにも遊びにおいでね。」
初めまして、だったので、私はこの時は、そのように言うにとどめました。

本当に、今思えば・・・なのですが
あまり良い出会い方を、どの子ともしていないなぁ、と思います。
この時私が、しっかり気づいていれば・・・
今の状態はなかったと思います。

息子とほかの子供のコミュニケーション方法や
倫理基準が違うのは
一重に息子には「キリスト教」という原理原則があり
また、どちらかと言うと、台湾式の育児をしているからなのであって
私があまり、うるさく言わなければ、
協調していけると思っていたのです。
私が神経質なだけで、これが日本の子供たちには普通なんだ
と、考えていたのです。

土台、きっと無理な話だったのでしょう。


入居してから、倫太郎君とは同じ幼稚園のお友達ということで
お付き合いが始まりましたが
逆に大河君とは疎遠に一年間過ごしました。
男子同学年が倫太郎君、大河君のほかにどれだけいるのかも、
よくわかりませんでした。
そんな、一年間でしたので
亮は倫太郎君と主に遊んで過ごすことになるのです。

息子と私のパームシティの悪夢
イジメにつながっていく不協和音は
こうやって、倫太郎君が、息子の手をふんづけて
始まったのです。

次のエピソード

2017年5月18日木曜日

登場人物

「パームシティの悪夢」登場人物
(すべて仮名)
<亮と同じ学年の子供たちとその母親>
〇角田家 パームシティ10階
 母親:角田恵美(すみためぐみ)
 息子:角田倫太郎(すみたりんたろう)
    亮とは同じ幼稚園。
    
〇国松家 パームシティ 9階
 母親:国松早苗(くにまつともえ)OL
 息子:国松瑛斗(くにまつえいと)
    亮と一年生で同じクラス。

    
〇本木家 パームシティ8階
 母親:本木美智子(もときみちこ)神戸元町にある高級料亭の女将。
 息子:本木雄二(もときゆうじ)
    棟方家と同じ階に住む。

〇小金家 パームシティ8階
 母親:小金綾音(こがねあやね)
 息子:小金大河(こがねたいが)
    棟方家と同じ階に住む。
    入居以前に
    新築マンションであるパームシティの
    入居者交流会で出会う
    一年生亮と同じクラス

〇大川家 パームシティ7階
 母親:大川由紀子(おおかわゆきこ)
 息子:大川翔太(おおかわしょうた)

後に上のメンバー全員がイジメや不当行為の加害者になる。

〇元山家 向かいのマンション住民
 息子:元山雄太(もとやまゆうた)
    亮と共に、パームシティの子供たちの暴言の犠牲になる。
〇斎藤家 向かいのマンション住民
 息子:斎藤永(さいとうえい)
    亮と倫太郎君と同じ幼稚園

<亮と同じ学年女子>
〇梨菜(リナ)

<東山吹小学校>
〇三谷将(みたにまさる)校長
〇鳥居朝子(とりいあさこ)一年生のとき亮の担任
〇近江康子(おおみやすこ)一年生のとき亮の隣のクラスの担任

    

2017年5月17日水曜日

執筆宣言

書きます

二年前から始まり、その後「いじめ」につながった
私たちのエピソードを順を追って、書くことにしました。

これは、少し横暴な言い方をしますが
私がまとめた、同じマンション内の同学年コミュニティの
結束力を
その私の息子を攻撃するために使っている、母親たち・・・
息子と私を除外した、マンションの同学年コミュニティの今の仲の良さは
他でもない、私がその初めのきっかけを作ったのです。

そして、学校・・・
本当に、学校教育は、こんなことではいけない!
少子化(私は少子化を問題にするのは愚の骨頂だと、思っています)
少子化だからこそ、教育の質は上がらなくてはいけないのです。

闇に潜む「餓鬼」を照らし出す。
神戸には陰湿な事件が多く発生しています。
私と息子が遭遇した事件を通して
その根本にある「闇」「鬼」に光を当て
本当に「イジメ」のない社会
いえ
「イジメ」と向き合い、赦しを見いだせる社会の
礎になってくれたら・・・
そう思います。

また、このイジメ事件の末、私は、
ある決心をするのですが、その決心にいたるまでの経緯を
記しておきたいと思います。

泣き寝入りしない。
そして、イジメに苦しむ子供たち、
そのお母さんたち・・・
「泣き寝入りするのはやめましょう。」
「一緒に闘いましょう。」

私たちが声を上げることが、
日本の教育(世界でも最悪水準)を
変えるきっかけを作るんです。

イジメをしている子供の母親も
目覚めなくてはいけないと思います。
イジメをしている子供たちも
大切な宝物なんです。

仮名で執筆します。
書くにあたって、登場人物関係者の名前を
・・・・


そのまま書くわけにもいきませんから、
仮名で書きます。
私は絵本作家でペンネームがありますし
息子は「英語ミュージカルYoutuber」リョリョ(Ryo)で
ブロキャしてますので、仮名ですが
顔は出してます。
私たちは、まがいなりにも「告発者」ですから、
それくらいのリスクは負うつもりです。

私は
棟方玲宇(むなかたれい)です。
 絵本作家で、英語と日本語で楽しむバイリンガル絵本や
 動画絵本を作っています。
 実は、人生の中で、絵が描けたことはありません。
 5か国語を話し、9か国語を翻訳・解析する
 いわゆる・・・マルチリンガルです。
 絵本を創作する傍ら、地域で
 「英語育児サークル」として、
 英語でミュージカルや英語寺子屋を開催しています。
 シングルマザーで、クリスチャンです。

息子は
棟方亮(むなかたりょう)です。
 2017年現在7歳 小学二年生です。
 クリスチャン。
 Youtube番組に取り組んでいます。
 英語を学んでいる姿や、
 生活で英語に親しんでいる姿を、
 番組にしています。
 堂々と歩んでほしくて、Youtubeを積極的に
 するように促しました。


Youtube のリョウ

そのほかの登場人物について・・・
文章の中で「A君」「B君」と出てくると
それだけでややこしくなります。
なので、それぞれ仮名をつけることにします。
登場人物

2017年5月16日火曜日

人を尊重することを、好き嫌いで左右しない子供=光の子供

嫌いな女の子

息子には、大嫌いな女の子がいます。
とにかく、嫌いなのです。
仮に、Rちゃんとしましょう。

一年生の夏ごろのある日、
息子が暗い顔で言いました。
「Rちゃんに謝りたい。」
教室の通路に膝をついて座っていたRちゃん。
「邪魔っ!」と息子はイラっと感じ
わざと、Rちゃんのふくらはぎを踏みつけたのです。

リョウの悪意。そして決心

息子はそのことを悔いて
自分から謝りたいと言ってきたのです。

Rちゃんは、息子の故意に気づいていませんでしたが
息子に謝らせました。
私も謝りました。

その親子とは無事に和解できました。

以来、息子はRちゃんを守ると決心したのです。
大嫌いだけど・・・・

ある日、同じマンションの同学年男子数名に
Rちゃんがキツイことを言われました。
よってたかって・・・Rちゃんはたった一人・・・
息子はRちゃんの手を引いて、
「ほっておいて、帰ろう。」
と逃げたそうです。

嫌うのは勝手。でも・・・
私は息子が幼い時から、言い聞かせています。
「嫌いという『思い』は勝手だよ。
勝手にわいてくるもの。
だから仕方ない。
でも、小さいうちは、嫌いだと決めつけずに
好きなところを見つけていこう。
そうやって、大きくなって
それでも『嫌い』と思ったら・・
離れればいい。
相手に何か言ったり
したり、
そんなことは、しなくてもいい。
ただひたすら、その子から
遠くに居ればいい。」

息子は、そのこともしっかりと、理解していたのでしょう。

人を尊重することを、
好き嫌いで左右しない・・・
大切なことだと思います。
7歳の子供が?!と、いろんな人に言われました。
欧米や、台湾の子供ならば、5歳児でもそれくらいのことは、
心に覚えて、行動に反映させています。




人は知らなくても。
知ってくれている存在を信じて。
人知れず・・・息子は光の子供として、
歩みを進めています。

Rちゃんのお母さんも知りません。
先日、Rちゃんのお母さんは、
まさに、Rちゃんを言い詰めた子供たちのお母さんと
仲良さそうに話していました。
これらの子供たちは、息子をイジメた子供たちで
彼らの母親も、息子に(7歳の息子に対して!)理不尽な嫌がらせを
続けていた母親たちです。

私は一瞬、悔しく思いました。
でも、それは間違っているとすぐに思いました。
息子が「光の子供」として歩んでいけること・・・
それを喜ばなくては!

でも、少しだけ、
物書きである私に許された特権をつかって
自慢させてください・・・

「うちのこ!エラいっ!!!」

そんなリョリョ
イジメの被害を受けながらも
自尊心を大切にしています。
リョリョの光輝く姿を、見てやってください!
人知れず、頑張っている息子を応援してやってください。
https://youtu.be/01ib_HlRoQs


2017年5月6日土曜日

Dragon Den Dera and Two Right Hands



A Mo-Book for children.  Discover the mystery of Chinese letters.

On Youtube.

Free of charge (of course) to watch.

2017年4月28日金曜日

【マイクラ】ファンタジーテクチュアDay2 マグマの近くは宝がいっぱい!



教育って、すべて親子のコミュニケーション(礼)にかかってるんですよね

学校にたよっちゃだめ!

ヴァーチャルな空間でのコミュニケーションを通して

リョリョがリーダーシップ、計画性、協力を学んでいるところを実況しています。


Ryo Discovers the World 最終回 五妃街と神農街

Rei and Ryo's Taiwan review, the last chapter. 一ヶ月に渡ってお送りした、台湾シリーズの最終回です。